萩城下の古き雛たち

2006年2月3日(金)〜4月3日(月)
 
旧久保田家住宅、青木周弼旧宅(南古萩)、旧湯川家屋敷(川島)、梅屋七兵衛旧宅(浜崎)、旧田中別邸(平安古)、伊藤博文別邸(椎原)といった萩市内の文化財施設と、田町商店街(東田町)、萩博物館にて「萩城下の古き雛たち」が始まりました。
今年は華やかさを一段と増し晴れやかにオープン致しました。
 
旧久保田家住宅には、多数の段飾りが展示されています。その中に小さいながらも存在感のある「芥子雛」があります。江戸時代のもので、武家に伝わる大柄な人形とは違い、大変小さいものですが、人形も御道具も趣向をこらし、緻密に作られており、他の人形に見劣りすることはありません。また、ここでは型紙に綿を入れて組み立て絵を作る「押し絵」も展示しています。代表的な羽子板など見ごたえのある作品が部屋いっぱい置かれ、ご覧頂いた方々に繊細な技法がしみじみと伝わってくることは間違いありません。
 梅屋七兵衛旧宅は、自然光が入る玄関あがってすぐの部屋で、やさしい雰囲気をかもし出しながらお人形がお客様をお出迎えします。こちらには八朔節供の際、贈答でやりとりされた八朔人形も飾られています。家の間取りを生かして、床の間やちょっとしたコーナーを使って、かわいらしく飾られており、他の会場とは違ったひな人形の魅力を感じることができます。
八朔人形とは?(萩博HP)
旧田中別邸には、田中義一に縁のある木目込人形の壇飾りが床の間に置かれています。その愛くるしい表情は子供をひきつけてやまなかったのではないかと思われます。また、ちりめんで手作りされた小さな雛や飾りがたくさん飾られ楽しい雰囲気の飾りになっています。
萩博物館にはエントランスに飾ったひな壇の他に、有料展示ゾーンに萩の近代的な土産物として親しまれた「小萩人形」が展示されています。又、ひな祭りが女性のお祝いであることに関連して、10代毛利藩主斎熈公五女「八重姫の御駕籠」の内部や、八重姫が住吉神社に奉納した羽子板も公開中です。
大正の頃のひな人形は、女雛・男雛が御殿の中に鎮座しています。華やかな金屏風とは違って、重厚な趣があります。そんな雛人形が青木周弼旧宅に飾られています。
いろいろな人形を見ているとその顔立ち・飾り方に時代の流れを感じます。
ですが、いつの時代でも子供の健やかな成長を願う気持ちは
同じであることもまた伝わってきます。
 
 
 
主催
  萩城下の古き雛たち実行委員会
開催場所
  旧久保田家住宅、青木周弼旧宅、旧湯川家屋敷、
梅屋七兵衛旧宅、旧田中別邸、伊藤博文別邸
お問合せ
 

萩市 観光課 0838-25-3139

     
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